経営理念とは何か?と聞かれるとき以下のように3つ答えています
(1)社長の深層心理にだけある経営理念
(2)言葉になっている経営理念
(3)言葉が会社に浸透している経営理念
(1)経営理念はどの会社にも「あるもの」です、と言っています
なぜなら、会社とは経営者の思いの実現である
つまり、経営者の考えが会社という形をとっている
経営理念を、広い意味で「思い・考え」とすればどの会社にも経営理念はあるのです
しかし、それは社長自身も「言葉」になってはいない
本人も気づかない深層心理にある思いの状態です
(2)言葉になってはいるが、強さがないスグ忘れちゃう経営理念
これはいわゆる、額に飾ってある経営理念です
作らなくちゃと思って作っては見たものの借りてきた言葉なので、悪気はないがスグ忘れちゃう
手帳を見ないと言えない・・・
経営理念セミナーで1回作ったというようなやつです
社長の深層心理にある経営理念とは別物なのが問題です
言葉になっているのはいいことなのです
(3)強い信念になっている経営理念
はじめは借り物の言葉です
でも、毎日毎日読んで声に出す
これはあってる、あれは違うと何度も何度も100回くらい直すうちにいつの間にか自分のものになる
夜中たたき起こされて「あなたの経営理念は?」と聞かれても言えるもの
社員とも共有され、社員の誰に聞いても言える
浸透している
ここまで来ると本物の経営理念社風にまでなっている状態です
つまり、経営理念とは社長の心の奥深くに問いそれを繰り返し直して言葉にするしかないようです