日米における価値観の違いがあります
これが経営の思想にでます
アメリカ型の経営は効率と利益追求
日本型経営は社員の幸福の追求
どこからこの違いが来るかと考えると一つは宗教だと思います
キリスト教など砂漠で生まれた宗教は自然をコントロールし征服する、対峙する、戦争をするという思想が根底にある
それは、そうしないと生きていけなかったからでしょう
自然環境が厳しいからです
しかし、日本はそうではない
水や気候、海の幸、山の幸に恵まれ
争ったり、征服したりする必要がなかった
自然環境がやさしい
自然に感謝して「いただきます」と生きてきた
数千年続くこの歴史がDNAに刻み込まれ日常の思想と行動に表れる
アメリカの狩猟型の経営はどううまく取ってくるか
日本の農耕型の経営は自然にまかせておく
日本では種をまき、木を植えれば自然に収穫があるという考え方です
だから、みんなで力をあわせようよ
自然に感謝して、幸せになろうね
自然から恵みを頂いたからお返しをしないとね
取り過ぎてはいけないよ
未来のために子孫のために、残しておくんだよ
という生き方です
確かに日本人には「宗教」はないのかもしれませんがそういった「思想」がある
つまり、「理念」があるということだと思います
このあたりが、アメリカ型の思想と違うところなのではないでしょうか?